こいしたく
ちいさいものを、ひとつずつかぞえています
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なまえを わすれたいしたちが、
あつまってくる。
つよくなるのでは、ありません。
よわいまま、あつまるのです。
その さきの おはなしを、
いっさつほんにしています。

ごあいさつ

ぶんのことを、よわいとおもったことはありますか。

ぼくは、しょっちゅうです。

どものころから、ヒーローにあこがれてきました。
いまも、それはわりません。

でも、つよひとになるには、
だれかにたないといけません。
つと、けたひとできます。
それにづいたのは、うんどうかいかけっこでした。

だからぼくがきたいのは、
つよいヒーローではありません。
いちばんよわいしほうです。

ちいさないしは、さいまでつよくなりません。
けれど、よわさのなかにあるつよ
あつまると、さざれいしやがていわおになります。

ぼくがあこがれるのは、その姿すがたです。

デビューさく『さざれいし —いしの、いし。—』を、
きみのためにつくっています。

ほんつくるときに、ぶんやくそくしていることがあります。

せいしんてきどくれません。
おしえたくなっても、こらえます。
いちばんには、なりたくありません。

しょうかい

こいしたく。ぶんきます。
ちいさいものが、ちいさいまま
おおきなものに、なってしまう
はなしばかりかいています。
いしを、つらぬいたままで。

ことばの

ほんには、わすれられたまま使つかわれていることがあります。こすと、たいていものがたりまっています。

わせ

がっこうしょかんでのかせ、ろうどくかい
しゅざいこうえんしゅっぱんのごそうだんも。

おおきなかいでなくて、かまいません。
ひとりでも、うかがいます。

なまえは、まだ ない。

それでも いつか、よばれる。